2025年度2学期から3学期にかけて、母校である大和高田市立高田商業高等学校において、
3年生対象の「課題研究(情報)」の授業を担当いたしました。
本取り組みは、生徒が複数の分野からテーマを選択し、
実践的な研究・制作を行う授業の一環として、
Webアプリ開発と生成AI活用を軸に実施したものです。

■ 「もっと早く出会いたかった」——卒業生としての想いから
代表の飯田自身同校の卒業生ですが、在学中はPCに触れる機会こそあったものの、
プログラミングを体系的に学ぶ機会はありませんでした。
プログラミングを本格的に習得したのは社会人になってからです。
その経験を通じて強く感じたのが、
「もし高校生の頃にプログラミングに出会っていたら、人生の選択肢はもっと広がっていた」
という思いでした。
プログラミングは単なる専門技術ではなく、
- アイデアを形にする力
- 論理的に物事を考える力
- 自分で課題を解決する力
- 世界とつながるための手段
を同時に育てることができます。
進路を考える重要な時期にある高校生だからこそ、
その可能性に触れてほしい——そんな想いを込めて授業を実施しました。
■ 2学期:Webプログラミングの基礎を徹底習得
2学期は、Webアプリ開発の土台となる HTML・CSS・JavaScript を中心に、
基礎的な文法や仕組みの理解に重点を置いて進めました。
多くの生徒にとってプログラミングは初めての体験であるため、
- Webページが表示される仕組み
- スタイル(CSS)によるデザインの制御
- JavaScriptによる動きの実装
などを、演習を交えながら段階的に習得していきました。
学習内容が多岐にわたったため、2学期の大半は基礎文法の理解に充てる形となりましたが、
終盤には生成AI(ChatGPT)にも触れ、開発を支援する新しいツールの存在を体験してもらいました。
■ 3学期:チームによるオリジナルアプリ開発
3学期は、学んだ知識を活用し、
4人1組のチームによるオリジナルWebアプリ開発を中心に進めました。
生徒自身がテーマを設定し、
- 解決したい課題の検討
- アプリの企画立案
- 役割分担による開発
- 動作確認と改善
- 発表資料の作成
という実際の開発プロセスに近い流れを経験しました。
生成AIも適切に活用しながら、コードの作成支援やアイデア整理に役立てることで、
現代の開発スタイルに近い形で制作を進めました。
■ 成果発表:技術だけでなく「伝える力」も育成
最終段階では、各チームが制作したアプリの発表会を実施しました。
発表では、
- アプリの目的とターゲット
- 工夫した点・独自性
- 開発中に直面した課題と解決方法
- 今後の改善案
などが共有され、技術面だけでなく、
企画力・協働力・プレゼンテーション力の向上にもつながる取り組みとなりました。
■ 地域と次世代をつなぐIT教育支援
本活動は、卒業生として母校に貢献したいという思いと、
次世代のIT人材育成への貢献を目的として実施したものです。
実務経験に基づく指導により、教科書だけでは得られない「現場の視点」を伝えることができました。
当社では今後も、
- 教育機関との連携
- IT人材育成への貢献
- 地域社会への技術支援
に積極的に取り組んでまいります。
プログラミング教育、IT活用支援、講演・授業協力などのご相談がございましたら、
お気軽にお問い合わせください。
